健康寿命

2014年11月10日

健康寿命とは、「人が人間らしく生きる時間」のことを言います。

医療の発達で日本の平均寿命はたいへん延びましたね。
でも寿命と健康寿命は、必ずしもイコールではないのが現実ですね。
寝たきりの期間は、限りなくゼロに近い方が良いと
誰もが思っているはずですね。

超高齢化社会が進み、2010年では65歳以上の人口が
全体の23パーセントを占めています。
今後、その割合は、増え続けることは必須です。

高齢になっても経済、社会、地域に貢献出来るために
健康を守る為の住環境が求められています。

吉田兼好は、徒然草の中で「家は夏を旨とすべし」と書いていますが、
現在の住まいでは、一年中快適な住まいが求められています。

夏は熱中症を防ぐために、冬は、ヒートショックを防ぐために、
気密断熱性能の高い住環境が求められます。

特に冬場は気密断熱性能の高い家では、
寒い廊下と暖かい居間の温度差は、約2度に抑えることが出来ます。

明け方一番外気温が低くなる時間帯も気密断熱性の高い住宅では、
従来の家に比べて屋内の気温の低下を約7度ほど抑えることが出来ます。

温かい住まい環境で、活動的に健やかに長生きして頂きたいと
心から思います。

医療と住環境を合わせて人の健康について考える
スマートウェルネスと言う言葉を頻繁に耳にするようになりました。

住む人の健康、命、絆、を守る家づくり大切にしていきたと
改めて考えます。

先日、休日を利用し、岐阜県で開かれました
健康、省エネ住宅推進協議会に
ひらつか建築社長、平塚様と設計士の北川さんと共に参加させて頂きました。

とても勉強になりました。ありがとうございました。


田邊工務店 田邊


Posted by 田邊工務店 at 19:46│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。