大寒を過ぎ

2015年01月26日

東近江市の大規模改修の現場、
二階の勾配天井が貼りあがりました。

大寒を過ぎ

既存の梁や地棟は、丁寧に磨かれ、
新たにベンガラが塗装されました。

焼板の勾配天井と生まれ変わった梁が良い感じに収まり、
天窓から光が差し込んでいます。

大寒を過ぎ

断熱施工もほぼ終わりました。

元大手住宅メーカーにお勤めだった
現場のご近所にお住まいの方が先日、見学に来られました。

「前よりずいぶん温かい家になるなあ。」
そんなお言葉にお施主様の期待も大きく膨らんだご様子でした。

改修工事の場合、与えられた条件のもとでの工事になりますので、
天井高や間取りに制限を受けます。

そのような中、温熱環境を整え、家の強度を高め、
安心して健康に快適に暮らして頂くための施工は、
やはり時間も掛かり、技術も要しますが、
大きなやりがいを感じる工事でもあります。

完成した時の達成感は、何物にも代え難いのだと思います。

梁や柱が思い出と共にそのまま住み継がれ、
新しい部分と馴染みながら味わい深い場が作られます。

大切な思い出と未来への希望が溶け合った感じなのでしょうか。

日本の人口も世帯数も減少傾向にある中、
住宅の市場も少しずつ縮小されている感があります。

我社は、小さな工務店で年間の工事数はわずかですが、
一棟一棟、お施主様の思いを大切にしながら
丁寧に工事を進めています。

年数を経ても「この家で良かった。」
そんな安らぎの表情で暮らして頂くことを願っています。

大寒を過ぎ暦の上では春に向かっていますが、
またまた寒波の予報。お風邪など惹かれませんように。

田邊工務店 田邊



Posted by 田邊工務店 at 19:29│Comments(0)
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